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企画の創り方とは?「ふるさと納税返礼品企画講座(第2回)」に参加してきました。

 こんにちは、美幌町で新規就農したさいこうファームの吉田です。7月11日に開催された「ふるさと納税返礼品企画講座(第2回)」受講レポートをお送りします。

 

第1回の講座内容はこちらからご覧いただけます。

 

【受講レポート】

 第2回の講座のテーマは「企画構築」、前回の概論的な話から一歩踏み込んだ内容になりました。

▲今回も新しい返礼品づくりに取り組む美幌町の方々が参加しています!

 「ふるさと納税返礼品を企画するには、まずは何から始めたらいいのだろう?さいこうファームの野菜で食べ頃になったものを見繕って箱詰めして出荷するのだろうけど、量はどうやって決めて、値段はいくらぐらいにするべきか。他の出品者さんの返礼品を参考にしたらいいのかな?」と当初は考えていましたが、今回の講義を通して心に残ったことがありました。

それは、「企画」に「課題解決」の意味を持たせるということです。出村先生のお話の中で「企画とは、自分たちが抱える課題を解決するためのものだ」という言葉が印象的でした。「自分が置かれた環境や経験を通して、どのような課題を設定し、企画を通して、どのようにして解決を図るのか」を考え続けることでオリジナルの企画を創ることができるそうです。

 その上で重要になるのがコンセプトとテーマ。コンセプトは企画の基本的かつ統一的な考え方や視点。テーマはその中で主に伝えたいことや思想なのだそうです。

 ここまで考えていることで、例え、最終的な企画内容が他の方と似ていたとしても、差別化できる商品になるそうです。つまり、根本の思いが自分発であるため、自分だけではなく他人にも語ってもらえるオリジナルのストーリーとなり、人を巻き込める魅力ある商品企画につながるということです。

▲講座の中で出村さんが紹介していたスーパーマーケットサミットのチラシです。サミット総選挙、スーパーの各担当が公約として商品のPRをしています。面白い企画ですよね。

 今回のお話を聞いて、まずは私たちもこれまでを振り返り、課題感や、コンセプト、そして伝えたいメッセージを考え、商品企画をゼロから創ってみようと思います。

 今回の講義を通して「考えることの重要性」について学びました。ゼロから自分で考えることに価値がある、まさに「企画は創るもの」ですね!

 次回の講座は8月22日(月)、「企画発想」がテーマです。次回の受講レポートをお楽しみに!!

【美幌町ふるさと納税の返礼品一覧はこちらから】

https://furusato-bihoro.jp/henrei-list/#giftlist

 

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【ふるさと納税返礼品企画講座とは?】

 北海道美幌町では、町の豊かな自然や文化を、農産品や工芸品などの様々な返礼品に込め、皆様にお届けしています。この度、新たな町の魅力を発掘し、返礼品を創るために本講座が行われています。

 

【講座の流れ】

本講座は毎月1回程度、計5回に分けて実施されます。

6月14日 第1回 「ガイダンス・気づき」

7月11日 第2回 「企画構築」

8月22日 第3回 「企画発想」

10月19日 第4回 「企画書作成」

11月16日 第5回 「オリジナル企画プラン発表」

【講師】

株式会社プライムマネジメントコンサルティング代表取締役 出村明弘氏

【参加者】

町内の食品加工会社、工房、JA、農家、観光物産協会、地域おこし協力隊など

【記者プロフィール】

さいこうファーム農場長 吉田拓実(よしだたくみ)

異業種から新規就農。家族で2019年に美幌町に移住し、3年の研修を経て2022年から農業を開始。ブロッコリーやアスパラガス、トウモロコシ、サツマイモなどを生産する野菜農家。

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