ご存知ですか？この15年ほどで美幌町のにんじん栽培面積は約2倍※に増加しています。
JAびほろと生産者のみなさんが一丸となり、高品質で新鮮なにんじんを全国へ出荷する仕組みを整えてきたからです！
美幌町産にんじんの、美味しさの秘密を野菜ソムリエがご紹介します！
※2020年農林業センサスより

＜基本情報＞
・セリ科ニンジン属

＜保存方法＞
・水分がついている場合は拭き取ってから保存する
・購入時のポリ袋に入れて野菜室で保存する
・常温保存では芽が出てくるので注意が必要

＜美味しいにんじんの見分け方＞
・頭部の切り口が小さいものは芯が細くて柔らかい
・芯が小さいもののほうが柔らかく、身が多い
・均一なオレンジ色でツヤがあるもの
・表面がでこぼこしておらず、割れがないもの
・肩が緑になっているものは避ける

 

＜特徴的な栄養素＞
・βカロテン（英語名のキャロットはカロテンが由来）
油に溶けやすいので、炒めて食べるのがオススメです。体の中でビタミンAに変換されて使われ、皮膚や粘膜の正常化に役立ちます。

＜こだわりの育て方・出荷方法＞
おいしさの秘密その1

「農家さんは育てるだけで収穫しない！？」

美幌町では、JAびほろと生産農家が一丸となり、栽培管理を農家さんが、収穫をJAが分担するコントラクター方式での栽培を行っています。生産組合が作成した栽培計画にのっとり、4月上旬から7月上旬まで順番に各農家さんでの種まきを行います。そのため7月下旬から10月上旬にかけて、ほぼ毎日どこかの農場で収穫が行われるため、継続的に新鮮な野菜を出荷する仕組みが出来上がっています。

おいしさの秘密その2
「にんじんは暑いのが苦手！」

新鮮なにんじんを全国へ供給するため、2017年にリニューアルをしたにんじん選果場で、収穫後当日中に洗浄を行います。鮮度を維持する為、洗浄・選別時に氷水の冷却水槽に人参をくぐらせ粗熱を取り、箱詰め後真空予冷にて芯温を下げ、速やかに冷蔵庫に保管したのち、翌日には全国各地へクーラー付きトレーラーで出荷をしています。

もっと詳しく知りたい方はこちらから

＜オススメ料理法＞
日照時間が長く、寒暖差の大きい美幌の気候は、美味しいにんじんの生産に適しています。旨味がぎゅっと詰まったにんじんは、シンプルに食べるのがオススメです。

おすすめレシピ　にんじんのバター炒め
https://furusato-bihoro.jp/recipe/1017/

▲にんじんの甘味とバターのコク、そしてツナの風味がたまりません。
美味しさの秘密を知ると、もっと美味しくいただくことができますよ。
ぜひみなさん、美幌町の美味しいにんじんをご賞味ください。

野菜ソムリエご紹介

吉田幸枝（よしだゆきえ）
2019年に東京から美幌町へ移住し、2022年に野菜農家として新規就農、「さいこうファーム」を立ち上げる。日本野菜ソムリエ協会認定野菜ソムリエを取得し、元研究者、現農家の経験を活かし、栽培から食べ方まで、野菜を楽しむための情報発信を行っている。

 

【生産者ストーリーはこちら】
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にんじん 5kg
にんじん 10kg

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