子どもたちのスポーツ環境を守るために
寄付金を活用させていただき、心から感謝。

美幌陸上クラブ

陸上競技の普及と青少年の健全育成を目的に1996年に設立。小学生から中学生までの子どもたちが元気に楽しく練習に励んでいる。全国大会で3連覇を果たした選手など全国大会・北海道大会で多くの入賞者を輩出。5名のコーチによって科学的根拠に基づいたトレーニングメニューを実践している。

自転車、スピードスケート、クロスカントリースキーなど多くのオリンピック選手を世界へ送り出している美幌町。人口1万9,000人の小さなまちながら、スポーツが盛んです。すでに25年以上活動している「美幌陸上クラブ」は、どのような取り組みを通して、子どもたちに何を伝えようとしているのか、ヘッドコーチの廣島正義さんに伺いました。

スポーツを通して
子どもたちの成長と学びを応援

発足当初は10名ほどだった団員が、いまでは80名ほどになった「美幌陸上クラブ」。大きな大会で素晴らしい成績に輝いた選手がまちで話題になり、足が速くなりたい子どもたちの入団が徐々に増えていきました。クラブでは、年齢別の定期練習をはじめ週末の特別レッスンなども実施。クラブでの指導のほかに小学校への走り方教室への講師派遣や他チームとの合同練習・合同合宿などを行っています。この幅広い活動が認められ、2016年には北海道教育庁オホーツク教育局から「教育実践表彰」を受賞。さらにクラブの代表である後藤さんは、北海道陸上競技協会から「南部記念章(優秀指導者章)」を授与されています。
ヘッドコーチの廣島さんは、美幌町出身。中学から陸上の部活動を始め100m・200m走、高校では幅跳びが得意種目だったそうです。
「美幌陸上クラブのコーチになって、10年以上が過ぎました。スポーツが果たす役割をしっかり認識して、子どもたちに多彩な学びの場を提供しようと努めています」

人間力・やり抜く力・
自制心などを育てるよう指導

美幌陸上クラブのチームスローガンは「挑戦」。失敗を恐れずに挑戦する姿勢、自分の限界に挑戦する意欲を育んでいます。また、自ら考え、自ら行動できる「考動力」を身につけられるよう、指導者は指示し過ぎない、教え過ぎないことを心がけているそうです。
「子どもたちに自立心が芽生え、自分で高い目標を掲げるようになります。以前は指示待ちだった子が、僕はこう考えていますが、どう思いますか?と相談してきたときなどは、大きな成長を感じますね」
クラブでは、競技力の向上はもちろん、人間力の向上も目指し、自己肯定感ややり抜く力、自制心などを育てる指導を大切にしています。
「一人でも多くの子を全道大会や全国大会の舞台に立たせてあげたい」と言う廣島さん。「成功とは、体験の積み重ね。失敗も成長する過程ではとても大切です。子どもたちには無限の可能性があります」

楽しみながら競技力を高め
最先端のトレーニングメソッドも導入

全国大会での3連覇や準優勝など全国・全道大会で数々の入賞者を輩出している美幌陸上クラブ。毎日、厳しい練習に励んでいるイメージがありますが「もっとも重視しているのは、スポーツを楽しむこと」だそうです。
「鬼ごっこやボール遊び、綱引きなどの遊びを交えた練習をしています。子ども目線に落とし込んだ指導を心がけていますが、楽しいという感覚は一人ひとり違うので、すべての団員に同じように伝えることは難しいですね」
もちろん、結果がなければ子どもたちのやる気は上がらず、クラブとしての活動そのものが続けられなくなります。カテゴリごとに楽しみ方に変化を加え、高い目標に向かってチームの仲間同士で励まし合い、助け合う精神を育成しながら、科学的根拠に基づいた最先端のトレーニングメソッドも積極的に取り入れて一人ひとりの潜在能力を高めています。

子どもたちがのびのびスポーツできる
環境を守り続けたい

ふるさと納税は、子どもたちの大会出場経費にも充てられています。
「本当にありがたいことです。いまも多くの子どもたちがさまざまな競技で未来のアスリートを目指して頑張っています。成績が上がるほどに遠征費が増えていきますので、皆さまからのご支援に心から感謝しています」
将来的には、美幌陸上クラブ出身のオリンピック選手が誕生して欲しいという廣島さん。ふるさと納税は、これから世界で活躍できるアスリート育成、サポートに役立てられています。
「子どもたちがのびのびとスポーツを楽しめる環境を守り続けていきます。今後も、応援よろしくお願いいたします」
美幌町へのふるさと納税は、スポーツを通した子どもたちの成長と笑顔のために活用されています。

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