北海道の大地で生産者が愛情をたっぷりかけた赤身牛肉「キタウシリ」。生命力あふれる豊かな自然の中、ストレスの少ない環境で牛たちは牧草を主体としたおいしいエサを食べながら、のびのびと育てられました。
ブランド牛と呼ばれるのにふさわしい品質の牛肉を、昭和2年に美幌町で創業した老舗精肉店「田村精肉店」が確かな目と技術で厳選。自信をもっておすすめするサーロインブロックをお届けします。

きめが細かいキタウシリのサーロインブロックは、脂肪と赤身のバランスがよく、甘くてジューシー。風味豊かで、さっぱりとした味わいなので、お子さまからおじいちゃん、おばあちゃんまでどなたにも喜んでいただけるでしょう。ステーキをはじめローストビーフ、シチューなどでごちそう気分をたっぷりお楽しみください

おすすめの楽しみ方

シンプルに味わうステーキ
火を通しすぎずにレアやミディアムレアで召し上がったり、表面を高温でカリッと香ばしく焼き上げたり、お好みの焼き加減でご堪能ください。
お肉そのものが甘く、風味がいいので味付けはシンプルに塩、醤油とワサビなどで旨味を引き出すのがおすすめです。
ここでは厚さ2cmのステーキの焼き方をご紹介します。より厚くする場合には、焼き時間を延ばしてください。

【準備】
1. 肉を完全に解凍する。
2. 焼く30分前に冷蔵庫からステーキを出しておき、室温に戻す。
3．肉と脂身の間にあるスジを包丁で数カ所断ち切っておく。
4. 肉から染み出たドリップ(水分)をキッチンペーパーなどでしっかりとふき取る。
5. 焼く直前に塩コショウをステーキの片面に振りかける。

【焼き方】
1. フライパンに薄く油をひき、中火で熱する。
2. ほんのりフライパンから煙が上がってきたら塩コショウをした面を下にしてお肉をそっと入れる。この時に肉の水分が飛び跳ねるので慌てないようにする。
3. 1分間肉を触らずに焼き、焼き目をチェックする。こんがりとした焼き目がつき、横から見て肉の1/3が茶色くなってきたら裏返す。
4. 裏返したら30秒間強火で焼き、蓋をして弱火で2分間焼く。
5. 肉の中心を指で押し、指を押し返すような弾力があればフライパンから取り出してアルミホイルで包む。押し返す感覚がない場合は、蓋をして弱火で1分間加熱。
6. アルミホイルに包んだまま5分間余熱で中心まで火を通し、お好みの大きさにカットして完成！

簡単ローストビーフ
ステーキの焼き方を応用するとフライパンでも簡単に作ることができます。
ローストビーフが余った場合は、冷蔵庫で冷やして「コールドビーフ」に。熱々のゴハンの上に薄切りにしてのせたり、豪華なサラダにしたり、レパートリーが広がります。

【作り方】
1．牛肉を室温に戻し、塩コショウを手でこすり付けるようにつけていく。
2．フライパンにオリーブオイル(大さじ2)を熱し、1のすべての表面を焼き色が付くよ
うに中火でゆっくり焼く。
3．フライパンの蓋をして弱火で2分間加熱する。
4．アルミホイルで3をしっかりと包み、1時間放置する。
5．4のアルミホイルを開き、肉をまな板に移して好みの厚さに切る。ドレッシングや塩コ
ショウで召し上がれ。

ビーフシチュー
ボリュームたっぷりのブロック肉のおいしさをビーフシチューやカレーライスなどの煮込み料理でお楽しみください。
•サーロインブロック　250〜300g
•玉ねぎ　1個
•付け合わせ野菜（人参、ジャガイモ、ブロッコリー）　適量
•にんにく　1片
•塩こしょう　少々（肉の下味用）
•バター　8g
•赤ワイン　75㏄
•水　200㏄
•ローリエ　1枚
•ケチャップ　大さじ1
•デミグラスソース缶　1/2缶(150g前後)
•塩　お好みで（シチューの味付け用）

【作り方】
1．ブロック肉を大きめに切りわけ、軽く塩コショウを振る。
2．鍋にバターと1を入れ、すべての面に焼き色が付くまで中火で焼く。
3．スライスしたにんにくと玉ねぎを入れて玉ねぎがしんなりするまで炒める。
4．赤ワインを入れ、ワインの量が半分になるまで水分を飛ばす。
5．水、ローリエ、ケチャップ、デミグラスソースを入れて中火でかき混ぜながら加熱し、アクを取った後は弱火で1時間半～2時間じっくり煮込む。
6．付け合わせの野菜を調理する。素揚げやボイル、グリルなどお好みで。
7．塩コショウで味をととのえ、シチュー皿に6と一緒に盛り付ける。