美幌町の見どころと歴史
スポット紹介
美幌峠
四季折々、色彩豊かな表情と
壮大な景色を味わえる
美幌町最大の観光地
標高525mの美幌峠展望台からは、眼下に日本最大のカルデラ湖である「屈斜路湖(くっしゃろこ)」、そして今なお噴煙を吐く「硫黄山(いおうざん)」、また遠くには知床連峰や大雪の峰々がつらなる壮麗なパノラマが広がります。その美しい景色から、美幌峠は「天下の絶景」と謳われており、毎年多くの観光客で賑わいます。
美幌みどりの村 森林公園
4タイプのバンガローとマッシュルームキャビンが点在、19棟のバンガローは道内有数の規模。ファミリーでアウトドアが楽しめます。
総面積33haを有する森林レクリエーション施設で園内には全長200mのジャンボ滑り台や丸太造りの遊具、延長5.7kmの林間歩道が整備されています。更に園内キャンプ場には、19棟のバンガローが整備されており、市街地と知床連峰が一望でき、夏場には親子連れを中心にキャンパーで賑わいます。
峠の湯 びほろ
季節感を味わいながら温泉を満喫。漢方薬湯をはじめ、数種類のお風呂など「くつろぎとやすらぎと安心」を実感できる温泉です。
美幌峠に続く田園風景の中に建つ温泉入浴施設で、6種類の湯舟と木造ドーム型屋根が特徴です。身体の不自由な方のための福祉風呂やゆっくりとくつろげる特別休憩室、交流の場として使用できる貸室や交流ホール、レストランなどがあります。夏季のみ営業のRVパークやログハウス、ライダーテントスペースなどの設備も備えてあります。
美幌林業館 きてらす
木育ひろば「きてらす」には、美幌の木をふんだんに使った大型遊具や木のおもちゃがいっぱいで、子どもたちの豊かな心を育みます。
平成27年に木育ひろば「きてらす」としてリニューアルし、美幌の木をふんだんに使った大型遊具や木のおもちゃを豊富に備え付けています。木とふれあい、木に学ぶことを通じて、子どもたちの豊かな心を育むことができる施設で、町内はもちろん町外からも多く利用いただいています。
せせらぎ公園
野の花やさまざまな木々がそよぎ、野鳥や小動物とも出会える。自然溢れる公園は美幌町民の憩いの場所です。
市街地の旧鉄道跡地を利用し、縦に細長く整備された町民憩いの公園で、全長約4kmの遊歩道は、家族連れがお弁当を広げてピクニックしたり、町民憩いの場として親しまれています。
イベント紹介
美幌観光和牛まつり
7月中旬
道内各地から沢山の人が訪れる
真夏の「食」のイベント
美幌和牛を存分にご堪能
網走川河畔公園(国道39 号線みどり橋付近)の芝生に300 以上の炉が並べられ、美幌産和牛をメインとした大野外バーベキュー。毎年町内外から1万人以上もの人々が訪れる美幌の夏を彩るビックイベントとして定着しています
美幌ふるさと祭り
9月4日~6日
美幌神社の秋季例大祭にあわせて開催。
所狭しと露店が並びたくさんの人で賑わう地元のあたたかみが感じられるお祭りです。
神社の秋の例大祭にあわせて開催されるお祭り。町民手作りの露店が通称神社通りに所狭しと軒を並べます。場内ではステージショーや懐かしい昔遊びが体験できる子ども横丁など、様々な催しが繰り広げられ、毎年、延べ約10万人が訪れ、熱気あふれた3日間となります。
ビホロ100kmデュアスロン大会
8月中旬
子どもから大人まで参加できる大会。
大自然を舞台にランニングと自転車で走破するレースです。
第1ラン(10kmランニング)、バイク(80km自転車ロードレース)、第2ラン(10kmランニング)の計100kmを競う大会で、毎年それぞれ約300名の選手、ボランティアが大会を盛り上げます。
美幌峠 初日の出フェスティバル
1月1日
雲海を赤く染め、湖面と中島を照らす雄大な美幌峠からの初日の出。
幻想的なビュースポットです。
美幌峠レストハウスの展望休憩室と売店が、午前6時から8時まで開放され、毎年多くの方がここ美幌峠で、雄大な屈斜路湖に昇る初日の出をご覧いただいています。
びほろ夏まつり
8月中旬
ふるさと盆踊りや眼前で打ち上げられる納涼花火大会で美幌の夏を盛り上げます。
美幌北中学校グラウンドを会場に、地元の人々が短い夏を満喫します。各地のB級グルメが集う「美級グルメ屋台村」では、地元食材を使ったご当地グルメが食べ応えがあり。クライマックスには夜空を彩る迫力満点の花火を楽しめます。
美幌町の歴史
村から町へ130年以上の時間を重ね、
豊かな自然と共生しながら発展
美幌という町名は、「水多く、大いなるところ」を意味するアイヌ語「ピ・ポロ」が語源です。大小60本以上の川沿いには、かつてはアイヌコタン(アイヌの人々の集落)がありました。
1887(明治20)年の美幌外5カ村戸町役場の設置から、美幌村としての歴史が始まります。大正時代には、北見・網走間に鉄道が開通し、美幌駅も開業。一気に人口が増えて、1923(大正12)年には「美幌町」が誕生しました。
1940(昭和15)年には、全道の町村に先駆けて都市計画地域の指定を受け、道東の道路交通の要衝として発展。昭和20年代から自衛隊や企業誘致活動、新産業創出に力を入れ、まちの基盤を築き続けてきました。
古くからスポーツが盛んで、オリンピック・パラリンピック出場選手をこれまでに8人も送り出しています。スポーツ少年団など町スポーツ協会に加盟している団体も実に多彩で、子どもから高齢者までまちのあちらこちらで日常的にスポーツを楽しんでいます。
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明治43年ころ美禽橋の舟つき場
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昭和17年美英校生徒芋掘り手伝い
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明治42年美幌小、活汲小運動会
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昭和49年大通り商店街の街並み
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昭和51年第12回美幌駅・美幌峠間駅伝競争大会
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昭和51年農作業風景
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昭和63年美幌峠ハンググライダー
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平成26年ソチ冬季五輪に藤村祥子さんが出場