サッシーという名のじゃがいもをご存じでしょうか？フランス原産で見た目は男爵に似ていますが、色味は食欲をそそる黄色。少しトロンとした食感と甘みで、まるで栗のようなおいもです。北海道でも生産している農家は少なく、美幌町産のサッシーもほとんどが道外へ送られているので、この希少なおいもを味わっていただけるのはふるさと納税の返礼品だけです。

油脂との相性がいいのでフライドポテトや素揚げ、コロッケにすると、絶品！煮崩れしづらく、どのような料理にも合います。茹でて、あたたかいうちに潰し、焦がさないように焼く「いももち」は、思わず笑顔になってしまうほどモチモチでとりこになってしまうかも。きっと、サッシーを使ったアレンジメニューをあれこれ試してみたくなりますよ！

美幌町は、オホーツク海にほど近く、農作物の成長期である7〜8月には30度前後の高温になります。日暮れとともに気温はグッと下がり、この寒暖差の大きさが質の高いおいもを育てます。保存するときは、冷蔵庫の野菜室へ。スペースに余裕があるならば、数ヵ月から半年ほど寝かせると、よりホクホク感が増して味がなじみ、さらにサッシーのおいしさが深まると生産者は自信をもっておすすめしています。なかなか出会えない、とっておきのおいも。ぜひ、美幌町の豊かな田園風景を思い浮かべながら、じっくり幸せ気分でお召し上がりください！