見た目は、メークインのような長楕円形。男爵とメークインの中間のような食味で、ややホクホクしています。揚げても褐色になりにくく、フライドポテトやポテトチップスにぴったり！中心部分と皮に近い部分とのでんぷん量がほぼ同じなのでフライドポテトにしたときに折れにくく、外はカリッと、中はふんわりと仕上がります。また、煮崩れしにくいのでカレーやシチューなどの煮込み料理にもおすすめです。

北海道で誕生し、加熱すると黄金色になることから「北海こがね」と名付けられました。北海道が主な産地ですが、収穫量はごくわずか。この希少なおいもづくりに励んでいるのは、オーガニックファーム「一戸農場」です。化学合成農薬や化学肥料を一切使わず、除草剤にも頼らずにすべて手作業で草むしりしています。手間と時間はかかりますが、それだけ安心して召し上がっていただけるのはもちろん、おいもの旨味がギュッと濃縮されて極上のおいしさ。調理したときの香ばしさもクセになります。

一戸農場では「良い作物は、良い土づくりから」を信念に、自然由来のものだけを使ってこだわりの土壌づくりに励んでいます。また、オホーツク海にほど近い美幌町は、昼夜の寒暖差が大きく、湿度が低い気候なので農作物の栽培に最適な土地柄。恵まれた条件と「有機JAS認証」を取得している生産者の熱い想いが相乗的に結びつき、とっておきの野菜たちを全国へ送り出しています。どこまでも広がる田園風景を思い浮かべながら、どうぞたっぷりご堪能ください！