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野菜ソムリエのオススメ返礼品!栗のように甘く黄色い色味のじゃがいも サッシー
じゃがいもが大好きな方でも、サッシーという品種はあまり耳馴染みがないかもしれません。
サッシーはフランスで2009年に品種登録されたじゃがいもで、美幌町は北海道でも数少ない産地の1つです。「黄色い天使」とも呼ばれるサッシー。一体、どのようなじゃがいもなのでしょうか?
サッシーの栽培方法と美味しい食べ方について、野菜ソムリエがご紹介します!
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じゃがいも サッシー L 10kg – 美幌町ふるさと納税応援サイト
<サッシーの基本情報>
○果肉の色:黄色、甘さ:熟成すると旨味が増す、煮崩れしやすさ:しにくい
○男爵のような丸みのある形に、食味をそそる黄色い果肉が特徴。
○新じゃがは粘り気のある食感だが、貯蔵期間が長くなるにつれてホクホクとした食感に変わっていく。
○貯蔵性がよく、低温貯蔵で旨味がアップする。油との相性がよく、フレンチフライやポテトチップスに使用されることが多い。
○煮崩れしにくいため、煮物にも合う。
<じゃがいも基本情報>
・ナス科ナス属
<保存方法>
・日光で緑化し、出芽すると有毒物質のソラニンを生成するため、遮光して、低温保存する。
・食べる際は出芽している部分は大きめに切り取る。緑化している部分はできるだけ食べない。
<美味しいじゃがいもの見分け方>
・大きすぎないもの(品種により、空洞が入っている場合がある)
・皮に張りがあり、柔らかくないもの
・皮が緑化したり、芽が出ていないもの
・表面がでこぼこしておらず、割れがないもの
<特徴的な栄養素>
・ビタミンC
ビタミンCがみかんと同程度含まれる。じゃがいものビタミンCはデンプンで守られているため、加熱しても分解されにくく、効率的な摂取が期待できる。
<こだわりの育て方・出荷方法>
おいしさの秘密その1「デンプン含有量13%を目指して」
じゃがいもにはでんぷんが含まれていますが、含有量が13%を超えるように栽培期間が調整されています。「13%」を超えることで甘みや、ホクホク感につながるそうです。じゃがいもは収穫前に薬剤をまいて、地上部を枯れさせる必要があります。美幌町食用馬鈴薯振興会各農家さんに、でんぷん量の測定機を手配して、薬剤をまく前に、デンプン含有量を測定して確認できるようにしています。
おいしさの秘密その2「生産者のための研究会を開催」
美幌町の生産者は研究熱心な方が多く、生産者のための研究会を年1〜2回開催しているそうです。各農家で世代交代も進んでいますが、そうした姿勢は次の世代にも受け継がれています。40代の若手農家さんを中心に、ITを駆使したデータ活用が進んでおり、より安定した生産を目指しています。
<オススメ料理法>
生産者の方が普段食べているオリジナルレシピをご紹介!
美味しさの秘密を知ると、もっと美味しくいただくことができますよ。
ぜひみなさん、美幌町の美味しいサッシーをご賞味ください。
野菜ソムリエご紹介
吉田幸枝(よしだゆきえ)
2019年に東京から美幌町へ移住し、2022年に野菜農家として新規就農、「さいこうファーム」を立ち上げる。日本野菜ソムリエ協会認定野菜ソムリエを取得し、元研究者、現農家の経験を活かし、栽培から食べ方まで、野菜を楽しむための情報発信を行っている。
【生産者ストーリーはこちら】
馬鈴薯生産者 杉原 克己さん – 美幌町ふるさと納税応援サイト
【返礼品情報はこちら】
じゃがいも サッシー L 10kg – 美幌町ふるさと納税応援サイト
【美幌町ふるさと納税応援サイト】
https://furusato-bihoro.jp/
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